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transparency

先月の個展について思ったこととかを書いておこうと思います。

 

今回の個展は、僕とゲスト作家4名で展示しました。

なぜゲスト作家を入れたかというと、この展示が決まるより前に、夏にやる個展が先に決まっていて、同じ年に東京での個展が2回になるので、何かそれぞれの展示で違う試みができないかと思い、以前からなんとなく考えていた展示企画の小規模版をやってみようと思いました。

複数の作家の作品を展示することでうまれる、差異や共通点、比較といった、作品と作品の関係性によって見えてくる部分を感じれる展示にしたいと思いました。

なので、自分を含めた作家の組み合わせが、今回はとても重要でした。

僕の意図としては、透明素材の魅力をプレゼンテーションすることと、日本では工芸として扱われることが多いガラスですが、現代美術、絵画、彫刻、デザイン、文学等のブリッジになれるようなガラス作品や作家の存在を紹介したいという気持ちがありました。

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展示してみて思ったのは、実際にやってみると「結構、難しいな〜〜」というのをすごく感じました。

個々の作品鑑賞以上の展示効果がそこまで出せなかったかなぁというのが、正直な感想で、それは展示構成や作品の出品依頼の段階でテーマが曖昧だったり、事前に今回の企画意図を明快に語れなかった自分の力不足でした。

別に一回目からうまくできるとも思っていませんでしたが、思っていたよりも難しかったというのが実感です。

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ただ来て下さった方々は、じっくり作品を見て下さり、在廊中にお話した感じでは反応もよく、このような企画を続けてほしいという声も頂きました。

若い人に好評だったのはうれしかったです。

逆にガラス関係の人に、あまり興味を持ってもらえなかったのが少し残念でした。

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また、今回は展示だけではなくレクチャー&トークも企画しました。

これは、僕の展示に来てくれる学生や若い作家の人と話していて、同世代くらいの人と作品や制作、進路などについて話す機会がほとんどないというのを、よく聞いたのと自分もそう感じていたので企画しました。

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レクチャーは、結構楽しかったです。やっぱり作品や制作に関することを本人から直接聞けるのはよかったです。

ただ来ている人が、どのくらいの情報を共有しているかやどういう話を求めてきているかはわからないので、進行する側としての難しさもありました。

レクチャーも来てくれた方々からは好評だったので、こういう感じで展示とレクチャーやトークをセットでやるスタイルがガラス業界(?)でも増えたらいいな〜と思います。

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また、今回は準備段階から参加して下さった作家の方々と打ち合わせを兼ねて、いろんな話ができたのが、とても楽しかったし、良い刺激になりました。

今回、参加して頂いた作家の方々は、ほとんどの方が1回会ったことがある程度だったり、全く面識ない人にいきなりお願いしたりもしたので、改めてよく参加してくれたな〜と思います。

レクチャー後に、会場に来てくれた参加作家の方達と食事に行ったのですが、それがすごく楽しくて、こういう感じで気楽に情報交換ができたり、意見交換ができる場がもっと増えたらいいなぁと思いました。作品や制作のことだけではなく、普通の話とかもできてよかったです。

自分で企画してみて改めて思いますが、展示やレクチャーに人が来てくれるのは、本当に励みになります。僕は全然人が来ない展示の経験もあるので、リアクションがあるのが一番うれしいし、次もがんばろうと思えます。来て下さった皆様、本当にありがとうございました!

仕事と制作でいっぱいいっぱいなので、今回のような企画をコンスタントにはできませんが、今回知り合った作家の方とはまた何か一緒にやりたいと思いますし、やってみたい企画とかを思いついたら、またやりたいなぁとは思っています。

とりあえず、感想としてはこんな感じです!大したこと書けなくてすみません!

それでは!